竜飛 tappimisaki[夏休みの自由研究2]①
突然ですが、このあいだニュースでキティちゃんが40歳になったと報じていました。わーいおめでとー。
フルネームが〈キティ ホワイト〉と言うらしい。へぇーもうアラホーなのですね。
石川さゆりは19歳で、津軽海峡冬景色を歌っていたというのに。...んっ!?
そうだ津軽海峡行きましょう!竜飛岬へ!!と、いうことで。
大館から国道7号線に乗り、399号線 を北上し、あっちゅうまに到着。
釧路からの流れで、岬巡りが目的かと思いきや、実はもうひとつ重大任務がありまして。
上の写真左側に見えます、津軽半島を縦断し、海中から北海道に至るアレ。そう、2016年新幹線も通るとウワサの津軽海峡線、そして青函トンネル記念館。
青函トンネル・・・スゴイですねぇ。海峡は23.3㎞なのに対し、トンネル全長は54.8㎞もあるそうですよ。
海峡の最深部は140mほどですが、青函トンネルはさらにその下100mを通っているという。
うーむ、アナがあったら入りたい私としては、是非とも訪れておきたいところ。
外の天気は生憎ですが、アナの中なら関係ないでしょう。
いざ、とつにゅー!!
先導孔を掘る作業員さんがお出迎え。展示館は1Fギャラリー、2Fモニタルームになってます。
ひと通り概要をつかんだら、専用扉でケーブルカー乗り場「青函トンネル記念館駅」に向かいます。
「もぐら号」...そのまんまやん。 いや、見るべきところはそこじゃナイ。前を見ろ!!!!
・・・人生の終わりかとオモタ。
「ジリリリリ~定刻になりました。発車しまーす!」マジすか!まだココロの準備が・・・。
「ドンッ!ガガガガガガガー」ぎゃー!ぶつかったりしないよねっ、ねっ?
「・・・風門が完全に開くまでお待ちくださーい!」おーい!!・・・あ、いや、なんでもないです・・・。
ゴットンゴォー。動き出しました。いざ行かん、海底地底のさらに底。ワクワクしますねぇ。
「坑道体験海底駅」に到着しました。雰囲気は20℃80-90%RHに保たれています。
ガイドのおねいさんの案内で、坑内を見学します。30分くらい。以前は本坑や海底駅まで行けたそうですが、
現在は新幹線対応工事のため見学できません。残念。
今見たら、海底駅は2012年廃止されちゃったらしいです。
ダイナマイトぶっこみ用ちょー長いコアなコアの数々。コンクリ吹き付けマシーンマン。
記念館H.Pより
→お気に入りの直流変換器。
記念館H.Pより
→お気に入りの切羽間警報装置。
坑道の隅には側溝があり、サラサラと水が流れています。ガイドさんにこれは真水なのかと尋ねると、海水との答え。
更に海水は消火に使えないので...と、直径1mはあろうかというパイプを指差し「白で塗られたパイプは地上から
送られる消火用真水。黒く塗られたパイプ2本はトンネル内の排水用で、海水が地上に引き揚げられています。」
うーん。まさにトンネルのライフラインというわけだすなー。んだんだ。
トンネルを堪能したので、地上に出てみましょう。
多少小降りになって来ました。
屋外にも工事ゆかりの品々が展示されてます。
でもなんか...とっても残念なことになっていま...。
もうやめてぇーーーーーー!!
青函トンネル記念館を後にして、500mぐらい登っていくと龍飛埼灯台があります。
手前の駐車場でバス発見。
その駐車場の向かいには...「津軽海峡冬景色歌謡碑」が!
ただいま絶賛演奏中。
ちなみにまんなかの赤いボタンを押すと、アノ歌がイントロから爆音で流れてきます。
さぁ~みなさんもご一緒に!!・・・つがるーかぁいきょおー、ふーゆぅげーしーきぃーーー♪
お隣には全国的に有名な、車はおろかバイクも通れない
「階段の国道」なんてのもありますよ。(れっきとした国道です。)
ようやく到着。雨も上がって東に晴れ間も見えますが、ものすごい風!
吹き上げて来る風に、ライトウエイトな私は...あのえーと、その前に息ができん。
南国かっ?!
というわけで、春パンでした。
つづくらしい。