私たちの暮らしが変化するとき
季節の変わり目、新年度準備に追われている事と思います。
特に今年の3月13日からは長年続いていたマスク生活が自由着用へと生活が少しづつ変わる状況になってきています。
まだまだ自由規制と言っても、周りの様子を見て外している人は少ないように感じますが、皆さんのお住まいはいかがでしょうか。
まだまだマスクは必要と着用し続ける理由も、ひとそれぞれで、感染症対策だけではなく、花粉症がひどい、または、ここまでくると表情を見られるのがなんとなく抵抗がある、、、という声も聞かれます。
つい先日こんなラジオを聴きました。
「幼い子どもの言葉の発達障害が増えている」という統計が海外の研究で発表されたそうです。
幼い子どもは、親、大人、まわりの人の口もとをよく観察しているのだそう。
しかし、コロナの影響によりマスクをしなければならない時間が増えました。私たちの生活は一気に変わり、人の表情も、口元も見ることが出来ず、常に顔の2/3を覆われている環境が3年も続いています。その研究結果では、言語発達障害と診断された幼児の発症率が360%にもなったそう。私たちの住む日本は世界で最も長くマスクを着用している国として有名です。もしかすると、このデータよりもさらに多くの発症率になっているかもしれないのです。
国民性からマスクを外すことへの抵抗がある方も多いかと思います。しかし、子どもは大人や周りの人の口元をよ~く観察して、発音の仕方を覚えるのだそう。
この発音の仕方も、自然にできるわけではなく、大人が「あ・い・う・え・お」だけではなく、「ぱぱ。」「まま。」という子音の出し方を子供に見せていくことで子供はそれを一生懸命になんどもなんども真似てようやく発音ができるそう。
いくつもマスクを外さない理由を並べたら、まだ不安が残るという方もいるかもしれませんが、特に疾患があるという理由でなければマスクを外し、表情を思い切って出してみませんか。未来の子供たちへのお手本は、私たちです