国道6号線
国道6号...東京都中央区日本橋から水戸市を経て仙台市に至る路線。同じく仙台市まで福島県中通りを通る国道4号とは異なり、関東平野を縦断し、水戸から太平洋沿いに北進し福島県浜通りを通る。全線(特に千葉県から宮城県にかけての区間)に亘り常磐自動車道及び常磐線と並走する。
福島第一原子力発電所事故に伴う帰還困難区域設定のため、福島県内の一部区間は許可車両以外の通行が規制されていたが、2014年9月15日からは自動車のみ自由通行が可能となった。(ウィキより)
自由通行可能からちょうど1年、この道を通って 奇跡の一本松 を訪ねました。
警戒区域内は自動車のみ通行可となっており、通過の際は窓を閉め切り、内気循環推奨で、駐停車禁止です。
側道他、道路に面した住宅までバリケードが設置され、主要交差点にはマスク姿の警官が、こちらをじっと見つめています。
福島第一原子力発電所を過ぎ、大熊町役場入口の掲示板『現在の放射線量は3.63μSv/h』とありました。
高いのか低いのか分かりませんが、福島第二原子力発電所がある楢葉町では 0.82μSv/h でしたので、推して知るべしということでしょうか...。
帰還困難区域内は、当然人影はなかったのですが、建物などは震災当時のまま、沿道にたたずんでいます。
中はめちゃくちゃなのに、見慣れたファストフード店の看板があると、バリケードの隙間からクルマが出て来そうな錯覚に襲われます。
規制区域を抜け双葉町から浪江町、そして南相馬市へ。
海岸端では、見渡す限りの広大な草原が。以前、堤防の前には2万本の松林が広がっていたそうですが、今は跡形もありません。
有名な陸前高田の一本松は剥製ですが、ここ南相馬の一本松は生きています。でも、元気がなさそうでした。
波打ち際に出てみました。 ...なんと言うか、言葉が出てきません。
帰りは復旧した常磐道から磐越道へ。っと、そのまえに。
道の駅 南相馬
ここ南相馬に誕生して50年。松永牛乳謹製、手造りアイスまんじゅう。あんこが甘いのは当たり前ですが、周りのミルクアイスの甘さがアリエナイ一品となっております。おいしいんだけど、手に付くとベットベト。
ちなみにこんな会社らしい。↓
うーむ。
さて、磐越道から あぶくま高原道路 平田ICを降りるとそこは...。
コマさんがお出迎え。
ソバどころらしく、美味しいお蕎麦を頂きました。HPのぞいたのですが、日本一のトイレを始め、近隣の道の駅とイベントしたり話題づくりに一生懸命なところが好感持てました。
ウチの村も見習って欲しいものです。
次行ったら食べたい、あすぱらソフト。
県内の農産物が売れないそうです。食べて応援!
おしまーい。春パンでした。