とある和菓子屋さんで。
こんにちは。
4月は新入生や新社会人で新しい門出の月となり、学校や会社もすでに新しい顔ぶれと共に気持ちも一新しているころではないでしょうか。
さて、弊社では先日塩尻市のとある和菓子屋さんにお菓子を陳列するショーケースを搬入させていただき、商品だけでないサービスで大変喜んでいただきましたエピソードを今回ご紹介します。
そこは、羊かんなどの和菓子を主に販売している老舗の和菓子さんで、店員さんの雰囲気がとても
良くいつ伺っても気さくに話しかけてくださるとても素敵なお店です。
ショーケースは以前の物は長年活躍してくれていましたが、経年と共に電気代のコスト見直しを図るため、今回入替をご用命くださいました。
ショーケースもエアコンもそうですが、15年前の物と現代の物を比べると、電気代を約40%抑えることができますから、これからの省エネに無理なく運転できるものに切り替えるのもおススメです♪
少ししたのち、ショーケースの使い勝手や順調に動いているかのアフターメンテナンスにお伺いした時のことです。
商品を入れる箱の前に値札を置いても棚の奥で倒れてしまい、きれいに整列させるのに手書きで印をつけて位置を合わせて陳列されていることに気がつきました。
ショーケース内の棚板は正面側に値札を置けるスペースとして斜めにカットされており、お客様の値札は自立タイプを使用しているため、その値札が常に斜めスペースに落っこちてしまうことが課題でした。
そこで、値札が倒れない様にするためにある提案をさせていただきました。
提案:1【ショーケース内お客さん側の空きスペースを埋める加工】
※値札を一番奥に置くと商品箱にあたると落ちてしまう。
《斜めスペースを埋める加工》
※値札を突当りまで押しても落ちないようL字板で加工。
値札はL字板を取り付けたことで真正面にきっちり置くことができました。
それから、商品ケース(こちらのお店では羊羹をいれる箱)が正面から見た時に整って見えるようにするためその仕切りも設置させていただきました。
提案:2【商品ケースの面を揃えられる仕切り板を取付】
※商品ケースを突当りまで押し込んでもブレずに面を合わせることが出来るように加工。
棚をいつでもフラットにすることができるように棚自体に穴は空けずに取りつけています。ここではあえて両面テープと言わず、業務用便利テープと呼びますね。
ショーケースの棚の色に調和するものをご提案し、和菓子屋さんにもなじむ色調の仕切りをご用意いたしました。
今回のご提案で、お客様から今まで陳列にかかっていた値札や商品ケースを印に合わせるという手間がなくなり、ショーケースに入っている商品や値札が見やすくなりました、と喜んでいただけました。
アフターメンテナンスというと、入替えてからの不具合の対応だと思われがちですが、不具合になる前に計測や診断をすることで長く機械を動かすことができますので定期的なメンテナンスが必要です。私たち人間でいう健康診断と一緒ですね。
皆さんの周りにあるエアコンもお疲れのようでしたら、ぜひメンテナンスもしてあげてください。