佐賀市~鹿島市 saga/kashima
こんにちは。春パンです。
ここ佐賀平野は、昔から九州でも指折りの穀倉地帯です。
しかし背振山脈から発した嘉瀬川が有明海に注ぐまで、この地の歴史はまさに水との闘いであったと言います。
軟弱な地質、河川の氾濫、そして干ばつ、地盤沈下...。先人達は多くの犠牲を払いながらも知恵を絞って乗り越えてきました。土木工学という言葉すらない時代から河口に堰を作り、今から70年近くも前に最上流に北山ダムを建設しています。その直下、2011年に完成したという嘉瀬川ダムを訪ねてみました。
今日の相棒、スバルR2。
鳥栖を出発して1時間弱。案内看板と色がカブってるのは御愛嬌。整備された山道を行くとあっという間に到着。
堂々としてイイ表情ですね。
ダム湖(富士しゃくなげ湖)には ダムの駅 しゃくなげの里 があり、地場物産所とレストランが入っています。
あー、アイス食いてぇ。
ブルーベリーソフト♪コーンじゃないのが残念。
つみれ鍋定食。レストランでは結構凝ったモノが出てきます。
一番人気は しゃくなげ定食 で、洋風懐石といったところでしょうか。店内もログハウス風でオサレです。
工事中の写真をゲット!この嘉瀬川ダム建設により当時旧富士町の160戸が水没対象となりました。
平成元年にはここで「男はつらいよ ぼくの伯父さん」のロケが行われています。水没予定住民の当時小学生が、
寅さんに『ぼくの故郷がダムに沈んでしまいます。』と手紙を送ったことがきっかけだと言われています。
...そしてここは風の通り道でもあります。
うひょー!
ダム直下流には、美人の湯として知られる 古湯温泉 があります。共同浴場が最近まで混浴だったとか。
ちょっとのんびりしすぎました。山を下って名所を巡ります。(現地写真はゆるキャラで代用、しかも順不同)
吉野ヶ里遺跡 ⇒ ひみか&やよい
小城公園 ⇒ ようかん右衛門 こい姫
多久聖廟 ⇒ 多久翁
祐徳稲荷 ⇒ かし丸
かし丸 は祐徳稲荷のある鹿島市のキャラクターです。ちなみに こい姫 の帽子の鯉は生きているそうですが、
かし丸のソレはどうなのでしょうか。
ともあれ、オトナの都合で3次元化を余儀なくされたこのコ達に幸あれ!そして中の人、今日もご苦労様です!!
むむっ!さすが3大稲荷の一角、リッパですね。向かいの駐車場には常設の歴史資料館と植物園もあります。
和装と洋装の美女2人を営業カメラマンが撮影してました。
なぜか「ウマくいく」と読むそうです。
おみくじは2外国語対応。カネのにおいがぷんぷんするぜぇ。
奥社の方が、趣がありますな。
おしまい